文月珈琲
ロゴマーク
カフェインが苦手な店主が焙煎する、
カフェインレスのコーヒー豆屋。
仙台市青葉区中山に2024年11月にオープンした、文月珈琲のブランディング。コーヒーが好きなのにカフェインが苦手な店主が、豆の産地や風味、味に妥協することなく選ぶことができるようにと、カフェインレスの珈琲豆屋を創業。体質や体調の事情でカフェインの制限がある人はもちろん、朝から晩まで飲みたいコーヒー好きな人にも、もう一つの選択肢として文月珈琲を選んでもらえるようにという店主の願いが込められたブランド。
7月生まれのオーナー2人が仙台で創業したことにちなんだ「文月珈琲」というネーミングのもと、七夕をテーマにブランドを開発。ブライトでは、店舗の物件探しから資金計画、コンセプト、ロゴマーク、パッケージ、紙媒体、撮影、店舗サインデザインほか、開業に関するサポート全般を担当。
すでに様々な珈琲ブランドが存在している中で、ブランド開発初期の一番の課題である「認知」。店名等の「言葉」での認知よりも図として「視覚」から認知と記憶してもらうことも必要だと考え、モチーフの提案を行った。その中で、文月というネーミングや「七夕」をテーマにした珈琲ブランドということで、七夕の鳥と呼ばれる「カササギ」をモチーフにシンボルを設計した。カラス科の鳥ということで、黒をベースに、羽や腹部にかけて白いコントラストがある独特な配色のカササギ自体の色味を活かし、珈琲豆をネガポジで隠れてある。七夕をテーマした珈琲焙煎所ということを、シンボルで表現した。
背景の白を含む全5色をブランドカラーとして、珈琲の味わいや、各媒体物へ展開している。この5色は七夕の短冊の5色から配色している。
詳細
クライアント
社名/文月珈琲
地域/宮城県仙台市
期間/〜2024.11
ブライト
ブランディングディレクター・デザイナー : 荒川敬 / コピーライター:伊藤優果